INTRODUCTION

このたび、東野圭吾さんが1990年に出版したミステリー『仮面山荘殺人事件』を舞台化することになりました。
私が東野さんの小説を舞台化するのは、『容疑者χの献身』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続いて3作目。 この3作に共通するのは、ミステリーであると同時に、痛切な人間ドラマでもあること。
ラストシーンで描かれる主人公の思いには、胸打たれずにいられません。
この感動をぜひとも舞台で表現したい、演劇という形でお客さんにお見せしたいと考えて、今回も舞台化に挑戦することにしました。

出演する俳優は、どの人も役にピッタリ。
私が所属するキャラメルボックスからも、5人の俳優が出てくれることになりました。
考えうる最高のキャストでお届けする『仮面山荘殺人事件』、ご期待ください。

成井豊 INTRODUCTION

STORY

製薬会社社長の森崎伸彦が所有する山荘。
交通事故で亡くなった社長の娘・朋美を偲ぶため、
婚約者の樫間高之、従妹の篠雪絵など、8人の男女が集まってくる。
そこへ、逃亡中の銀行強盗が侵入!
外部との接触を断たれた8人は、何度も脱出を試みるが、
ことごとく失敗に終わる。
恐怖と緊張が張り詰める中、ついに1人が殺されてしまう。

しかし、現場の状況から考えて、犯人は銀行強盗ではありえなかった。
残された7人は極限状況の中、犯人探しを開始する……。

CAST

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SCHEDULE

東京・大阪・新潟 東京・大阪・新潟

※当日券は、東京・大阪公演は開演の1時間前/新潟公演は11時より販売します。
※開場は開演の30分前です。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。

TICKET

東京・大阪 8,200円(全席指定)

一般発売 7月20日(土)

≪東京・大阪≫

チケットぴあ

0570-02-9999
【24H対応・自動音声・Pコード:495-704】
https://w.pia.jp/t/kamensansou/(PC・携帯)
セブン-イレブン店内マルチコピー機、チケットぴあ店舗でも直接販売

イープラス

ファミリーマート店内Famiポートでも直接販売

ローソンチケット

0570-00-0407
【10~20時・オペレーター対応・
Lコード:35358】

新潟 7,000円(全席指定)

一般発売 8月8日(木)

≪新潟≫

りゅーとぴあオンラインチケット

りゅーとぴあチケット専用ダイヤル 
TEL.025-224-5521(11:00~19:00/休館日は除く)

チケットぴあ

お問い合わせ
NAPPOS UNITED support@napposunited.com

公演グッズラインナップ公開&DVD発売
決定のお知らせ

パンフレット他、公演グッズを販売いたします。ご観劇の記念にぜひお買い求めください!
  • ※お支払いは現金のみです。
  • ※チケットをお持ちでないお客様は、開演後に限りご購入いただけます。

また、DVDの発売が決定しました!
劇場ロビーにて、最先行予約を実施いたします。
最先行予約でお申し込みいただくと、〈舞台写真〉の特典とともにお届けします!
この機会に、ぜひお申し込みください。

【価格】1本 7,500円(送料込・税込)
【お届け予定日】2020年2月20日ごろ予定
【お申し込み方法】劇場配布の専用申し込み用紙と伝票にご記入いただき、予約ブースでご精算ください。

  • ※お支払いは現金のみです。
  • ※商品発送情報は、公式ツイッター(@kamensansou)でお知らせします。
  • ※商品発送以降、お客様ご自身で商品の追跡が可能な「お問い合わせ番号」をお伝えします。

グッズ

原作文庫付チケット・見切れ席販売
のお知らせ

  • 原作文庫付きチケットの販売が決定しました!
  • また、ご好評につき、見切れ席(注釈付)の販売が決定いたしました!
  • いずれも、下記の《チケットぴあ》よりご購入いただけます。
▼原作文庫付きチケット▼
平野綾さん・木戸邑弥さん・伊藤万理華さんの写真を使用した、舞台版の帯が付いた原作文庫が付いたチケットとなります!
原作小説は、観劇当日、劇場にてお渡しいたします。
限定ステージのみのお取り扱いですので、是非お早めにお申し込みください。 《チケットぴあ予約サイト》

原作文庫付きチケット

▼見切れ席販売▼ 9/25(水) 発売
ご好評につき、限定ステージで前方の「見切れ席」(見えにくい可能性があるため確保していた席)を販売いたします!
一部、見えづらいシーンがございますが、あらかじめご了承ください。
《チケットぴあ予約サイト》

公演に関するお願いとお知らせ

○当日券販売に関して

<当日券>
全公演、当日券をご用意しています。
劇場入口の当日券受付にて、各公演開演の1時間前より販売します。
  • ※お支払いは現金のみになります。
  • ※当日券の購入はおひとり様1枚までとさせていただきます。
  • ※当日券をお求めのお客様が、販売開始時点で予定枚数を上回る場合、その時点で抽選による販売を行わせていただきます。抽選販売となる場合、販売開始時間後にお越しのお客様につきましては、抽選対象外とさせていただきますのであらかじめご了承ください。
▼抽選の場合▼
販売開始時間に抽選券を配布、当選発表は開演の15分前の予定です。
尚、当選者には発表順の販売となります。

○上演時間

約2時間10分(休憩なし)を予定しております。

○スタンド・アレンジ・花束などについて

▼東京公演▼

大きな地震や火災発生時の避難通路確保のため、スタンド花お花の受け入れ不可とさせていただきます。
何卒、ご了承くださいませ。

▼大阪公演▼

【回収可能なお花のみ】ロビーに飾らせていただきます。
10月13日(日) 13:30〜14:30の間に、お客様ご自身で回収の手配をお願いいたします。

《配送先》
10月10日(木) 午後指定
〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー7階 サンケイホールブリーゼロビー気付
TEL:06-6341-3999

▼新潟公演▼

ロビー・楽屋共に飾らせていただきます。
10月18日(金)中に、下記までお送りください。

《劇場ロビー置きご希望》
〒951-8132 新潟市中央区一番堀通町3-2 りゅーとぴあ 劇場ロビー気付
TEL:025-224-7000

《楽屋ご希望の場合》
〒951-8132 新潟市中央区一番堀通町3-2 りゅーとぴあ 劇場楽屋気付
TEL:025-224-7000

○キャスト、スタッフへのプレゼントについて

  • 当日、ロビー内に『プレゼントお預かりボックス』を設置致します。お預かりしたプレゼントは公演終了後、各出演者にお渡し致しますので、ご利用ください。
    ※飲食物、生物、現金、金券類、お守、お札はご遠慮ください。

○車椅子でご観劇されるお客様

  • 当日お座席までスムーズにご案内できるよう、ご観劇の前日までにご連絡をくださいますよう、お願いいたします。
    support@napposunited.com

○ご購入チケットの紛失について

  • 紛失、盗難などによるチケットの再発行は、対応することができません。
  • 紛失された場合は、事前に購入されたプレイガイドまでご連絡いただきますようにお願いいたします。

ご観劇にあたってのお願い

舞台は生ものです。作品を最後に仕上げるのは、出演者と同じ空間で、同じステージを見つめる観客のみなさんです。みなさんの心の動きや息づかいも出演者に伝わりますし、客席から出る小さな音や光も舞台に影響を与えます。
ぜひ、ご観劇されるステージをより素晴らしいものにするために、ご協力をお願いします。

■撮影・録音の禁止
上演中や終演後のカーテンコールの撮影・録画は違法行為です。主催者から許可されている場合を除き、デジタルカメラやスマートフォン、ICレコーダーなどによる、撮影・録音はお止めください。
■携帯電話・スマートフォンは電源をオフ
携帯電話やスマートフォン、音の出る可能性がある機器は、電源から切っておきましょう。マナーモードならよいか、と思う人もいるかもしれませんが、劇場内では振動音であっても大きく響きます。周囲の方に迷惑をかけますから、開演前に、必ず電源からお切りください。
■前かがみの姿勢に注意。背もたれに背を付ける
客席は傾斜になっているため、浅く座ったり、前かがみになると、後ろの席の人の視界が妨げられます。椅子には深く腰掛けて、背中を背もたれにつけた状態で座るのが最適です。できるだけ後ろの人にとって見やすい座り方を心掛けましょう。
サンシャイン劇場では、特に2階席前列の方が身を乗り出すと、後ろの人は見えにくくなってしまうのでご注意願います。
■サイリウム・ペンライト・メッセージボードなどはNG
近頃は、サイリウム・ペンライトなどがOKなミュージカルも増えてきたのですが、本作は全編会話劇のため、ご使用いただけるシーンがございません。ご使用は控えてください。
■私語は慎む
友達と一緒に観劇していると、上演中、話しかけたくなることもあるかもしれませんが、小声でも意外と響きますので、私語は慎みましょう。しかし、舞台演出によって起こる笑い声や拍手などは、大丈夫です。
■客席内での飲食は厳禁
映画館とは違い、客席内での飲食はできません。食べ物の匂いや袋を開ける音などが、周りの迷惑になります。
ロビーでの飲食は問題ありません。
■一生の思い出を作るつもりで、舞台を楽しみましょう
出演者、スタッフ、主催者は、観客のみなさんに楽しんでいただけることが一番の喜びです。舞台を満喫していただくには、外界のことは忘れ、作品の世界に集中して浸っていただくことが大切です。 おもしろかったら笑い、感動すれば涙を流し、もし最後まで楽しんでいただけたら、カーテンコールで拍手をお贈りいただけると、とてもうれしいです。

舞台「仮面山荘殺人事件」
初舞台化決定記念座談会 / 2019.5.22収録

左から筒井、畑中、成井、原田 左から筒井、畑中、成井、原田

※一部配役について話していますのでご了承願います。

筒井:はい、というわけで今回は、プロデュース公演『仮面山荘殺人事件』の舞台化決定を記念して、座談会を行います。脚本・演出の成井さんと、僕を含め、3人の出演者に集まっていただきました。いろいろ語っていきたいのですが、まずは成井さんに訊いちゃいましょう。この原作の魅力について。なぜこの小説を舞台化することになったのか、などのお話をお聞かせください。

成井:まず、この作品を上演することになったのは、何年か前に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』をNAPPOS PRODUCEで上演した後に、また東野さんの作品がやりたいなと思って、実はいくつか候補を考えていたんです。その中でも特にやりたかったのがこの『仮面山荘殺人事件』。これは1990年に発行された初期の作品なのですが、皆さん知ってました?

畑中:僕は最近読みました。

筒井:僕は2年くらい前ですかね。ミステリー小説を読みまくってる時期があって、その時に。

原田:私は知らなかったです。

成井:でも、実は僕も読んだのは2年くらい前(笑)

畑中:東野圭吾さんフリークの成井さんが!

成井:東野さんの作品は70冊くらい読んでいるのですが、初期の何冊かは読み逃していたんです。ちゃんと全部読まなきゃなと思ってたまたま手に取ったら、「これはとんでもないな!なんじゃこりゃ!」と思って。慌ててネットで調べてみたら、東野圭吾さんファンの間では初期の代表作として有名で。ベストテンみたいなランキングではたいてい上位に食い込むすごい作品だったんです。これはいつか芝居にしたいと思っていたら、こんなに早く機会が訪れて、うれしいです。

筒井:ということは、他にもまだまだ候補作が・・・

成井:あります!

原田:えー!聞きたい!

畑中:教えません!!

筒井:先のことも楽しみにしつつ(笑)。

title好きな東野作品

筒井:今日集まっていただいたみなさんは、東野圭吾さん原作の舞台に出演されておりますが、好きな東野作品はなんでしょうか?

畑中:僕は結構読んでる方だと思っていて、「ガリレオシリーズ」も好きですし「加賀シリーズ」も好きなんですけど、今ちょうど映画化されている『パラレルワールドラブストーリー』も好きです。一番最初に読んだ作品なので。

筒井:タイムリーなもの持ってきますね!

畑中:ファーストインパクトがかなり強くて、そこから僕は東野さんの作品にハマっていったんですよ。なのでやっぱり、忘れられない作品は『パラレルワールドラブストーリー』ですね。

筒井:樹里ちゃんは?

原田:私、『容疑者Xの献身』の舞台が、劇団に入団して最初に関わった公演だったんです。

成井:覚えてる覚えてる!ずっとひたすら転換やってた!

一同:(笑)

原田:そうです、稽古場で!本番は舞台装置の盆を回すけど、稽古場では新人が転換をしていて。それもあって、『容疑者Xの献身』への思い入れは強いです。

筒井:僕もすごくわかる。関わった作品は、やっぱり上位になっちゃうよね。

原田:そうですよね。

筒井:勝手に「俺の物語」みたいになっちゃうから。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』とかも、読み返したときに、自分がその場にいるような感覚で読んじゃうところがある。

畑中:その世界に行ったわけだからね。

筒井:成井さんは、他にも好きな作品はありますか?

成井:さっき畑中が挙げた「ガリレオシリーズ」はほんと好きだし、「加賀シリーズ」も好きだね~。この2つのシリーズ、すごいよね。

畑中:(立ち上がって)すごいです!本当にすごいです!!

成井:新作が出るとすぐ買って読みたいと思う。

筒井:ガリレオ先生も最近アメリカから帰ってきて、また活躍が…

成井:はいはい、おもしろかったね~。

畑中:まだ読んでないんですよ~。それ以上は言わないでください!

titleどのように舞台化するか

筒井:今回は山荘での殺人事件がメインになるけですけど、成井さん、どういった形で構想されていますか?

成井:原作通りです。密室というか山荘内から基本的に出ませんが、回想シーンがたくさんありますからそれはやります。だから、舞台は山荘の中だけど、場所や時間が飛ばないわけではありません。基本的に時間が山荘の中で進むということは、ストレートプレイというか新劇というか、リアリズムには近づくんじゃないかと思っています。

筒井:原作全体に描かれているピリピリした空気感というか、緊張状態が続いていると思うんですけど、こういう緊迫感を舞台で表現するのは楽しみです。

成井:そうだね。雰囲気は『容疑者Xの献身』に近いかも。しかも密閉されているからね。あとは、ダンスはありません。これは踊っちゃダメでしょう。

筒井:踊る準備万端だったんですが(笑)

原田:『容疑者Xの献身』もダンスシーンはありませんでしたしね。

畑中:僕は、違和感をたくさん残せたらいいなと思っています。

原田:読んでいる時に「なんでこんなこと言うんだろう?」とか気になったことが、最後につながるというか。

筒井:小説ならではなんですけど、最初から文字で読んでる人にはわからない布石があるじゃないですか。そういう布石を、視覚化された舞台でいかにお客さんをだましていくか。

畑中:なるほどね。(舞台は)やったら見えちゃうからね。僕らの演技のさじ加減も難しいよね。

原田:そう、すっごく難しい。

筒井:心情的には知ってるはずなんだけど、お客さんを驚かせようと思うとあえてそれを出してはダメだったりするから。これはやっぱり稽古場で試していくことになりますよね。

成井:そうだね。僕は先読みせずに読むので、この小説は本当にびっくりしました。何とか、この舞台を観たお客さんにも僕と同じくらいびっくりしてほしくて。そのびっくりっていうのも、人間の生き方とか心情に突き刺さってくるものじゃないですか。そこが東野さんの魅力だと思うんですよ。トリックがトリックで終わらない、人生そのものにかかわってくる。その点はこの先も変わらないので、何とかお客さんをびっくりさせつつ、感動させたいと思います。

title三人の配役

筒井:今回出演する僕たち3人の役どころについて、成井さんから一言ずつお願いします。

成井:では筒井から。木戸信夫の職業は医師。

筒井:お医者さんは何回かやってますけど、今までとは違いますよね。

成井:そうですね。小説で描かれているもので言えば、嫌な役ですね。

筒井:神経質な役ですよね、ちょっと粘着質というか。そういうところを、観てるお客さんにどれだけすぐにわかってもらえるかが、まず最初のミッションかなと思っています。

成井:ここまで嫌な感じの人の役は初めてじゃない?

筒井:たぶんそうです。僕としてもこういう役ができるのはうれしくて。自分とかけ離れた役をやるのは楽しいじゃないですか。

原田:わかります。

筒井:なので、新たな引出しを増やすためにも全力で頑張りたいなと思います。

成井:次は原田ですね。下条玲子。これは要するにクールビューティーですね。

畑中:このキャスティング大丈夫ですか!?

一同:(笑)

原田:本当に。でも最初役を知らずに読み始めて、下条玲子が登場した時の描写で、この役かもしれないと思いました。

筒井・畑中:(笑)

原田:これは私しかできないわ!と(笑)宝塚の男役っぽく、髪が短くてかっこいいと書いてあって、これかもしれないと。

筒井:見抜かれちゃってますね!

原田:最後まで読んで、この役そういうことかと。腑に落ちました。どういう人なのかが分かりにくくて、高之さんも不思議な女性だって頻繁に言ってるんですよ。でも最後まで読んで、「だからか!」と。

成井:では畑中。畑中はジン。

畑中:最初読む前に、プロデューサーからジンの役ですって言われたんですよ。山荘に来る強盗の役と知ってたから、巻き込まれていくのかなと思ってたら、めちゃくちゃ場面まわしてるし、ずっといるし、なんじゃこりゃ!と。比重が大きくて驚きました。あと、最後まで感じる違和感、最後に「あぁ、なるほど。」と腑に落ちるんですけど。これはどういうバランスで演じればいいのかと思いながら読みました。僕もこれまでにやったことがない役なので楽しみです。とにかく小男と何度も出てくるので、いっそもう少し(自分が)小さくならないかなと。

原田:十分十分!

一同:(笑)

畑中:でも、すごく大好きなキャラクターなので、(タグ役の)オレノグラフィティさんと頑張っていこうと思います。

成井:悪役だけどただの悪役じゃないよね。それがおもしろいなぁ。嫌なヤツなんだけど、ただの嫌なヤツで終わらない面白さがあるよね。タグとのコンビもいい!

筒井:大男と出てくるので、最初読んだときは僕がタグかと思ったんですけど、違いましたね。樹里ちゃんが言ったように、「これ俺かな?」と思った瞬間があって、「腹が減った。」というセリフが出たときに、これは俺かなと思った!

一同:(笑)

畑中:腹が減った役が全部自分だと思うなよ!

成井:今回、初めてご一緒する方もいるのですが、キャスティングは僕とプロデューサーで話したんだけど、ベストキャスティングですよ!

畑中・筒井・原田:おお!(拍手)

title韓国公演

筒井:実はこの公演は、同時に韓国公演があるんですが、成井さん、僕たちが韓国に行くということですか?!

成井:行けないんですよ~。

筒井:あれ、スケジュール空けちゃったんだけど。

一同:(笑)

成井:僕が脚本を書いた東野さんの作品は2本とも韓国で上演されています。韓国の団体がやったわけですけど。今回は別の団体ですが、『仮面山荘殺人事件』も上演してくれます。韓国の俳優と演出家によって作られて、僕が監修することになっています。

筒井:出演できなくても、観に行きたいですね!

畑中:韓国に旅行に行きたいと思っている方、ぜひこの機会にいかがでしょうか。

title公演への意気込み

筒井:最後にこの公演への意気込みを一人ずつお願いします。

原田:原作物を舞台化するときに、原作の素晴らしさはもちろんあるのですが、舞台の魅力を出したいなといつも思っていて、今回の作品って演劇でやることによってさらに魅力が増す作品だと思うんです。

成井:まったくその通り。

原田:原作の魅力を存分に舞台で発揮できる作品だと思うし、お客様にも楽しんでいただけると自信をもって稽古に挑みたいと思います。

筒井:このような極限状態に置かれた人間を演じるというのもなかなかない機会なので、非常に楽しみにしています!

畑中:小説にハマったキッカケのジャンルがミステリーなんですよ。なので、本格ミステリーに出演する機会をいただけたことに本当に感謝していますし、41歳になって心躍る気持ちなんです!これを舞台化するからにはお客さんには2度観てほしい。すべての真相を知った後に、もう一度頭から観ると全然違う見方ができると思うんです。

筒井:僕も記憶を消してもう一度最初から読みたい!

畑中:1度目と2度目で、かなり印象が違う作品なので、僕なら2度行きたい。そう思ってもらえる作品にしなきゃいけない。そして、来ていただいた方には必ず満足してもらえる作品にしますので、ぜひ劇場に遊びに来てください!

筒井:では最後に成井さんお願いします。

成井:映画監督のヒッチコックが、「自分の映画はよくミステリーと言われるけども、ミステリーを撮ったことは一度もない。自分はサスペンスを撮ってるだけなんだ。」と言っていて、ミステリーは映画にしても面白くない。たとえばテレビの本番中に爆発するという設定があったとして、ミステリーの場合は、その爆弾を誰がいつ仕掛けたのかを解いていくんだけど、サスペンスの場合は、爆弾が仕掛けられたところから始めて、見てるお客さんが「いつ爆発するんだろう?」とドキドキしながら見ていて、そのハラハラドキドキがサスペンスだと。ミステリーは謎解きでパズルを解いていくものだから、本で読むと面白いけど映像ではまったく動きが出ないので面白くないと言っていて。でも『仮面山荘殺人事件』は舞台化した時にミステリーの要素とサスペンスの要素が両立してますよね。それがすごいところで。東野さんはミステリー作家なんだけど、舞台化させていただいた過去2本も今回の作品も2つの要素が見事に両立している。だからこれは、(小説としては)本格ミステリーなんだけど、単にミステリーじゃない、一級のサスペンスなんだと訴えたい!その上に人間ドラマなんですよ。そこがすごい。ハラハラドキドキだけじゃ終わらない。痛いというか、心に突き刺さる物語を必ず書いてくれるんですよね。ミステリー・サスペンス・人間ドラマの豪華3本立て!だから僕は東野さんの小説が大好きで、舞台化したいと思ってしまう。ぜひ観てほしいです!

筒井:力強いお言葉ありがとうございました。それではみなさま、劇場でお待ちしております!

一同:お待ちしております!!