演出小野寺修二と、バレエダンサー首藤康之四作目のコラボレーション企画。
小野寺は、マイムの発想から出発した演出で、視覚的に心情や状況を浮かび上がらせる。
シンプルな物事をクローズアップすることにより、その本質・普遍的な部分にタッチし、核となる部分を想像させることは、演劇的であり同時に絵画的でもある。
今作は物語によりかかるのではなく、言葉を使わず奥底のヒダを見つめ、通常目には見えない裏側を視覚的に表出させていく。
登場人物は、いたって常識的なある男。
人当たりがよく明るく、礼儀正しい。
条件に恵まれ不自由ない人生、に思える。だがしかし。
彼の心の深淵。裏側にある奥底。汚い部分醜い部分陰の部分。
目に見えない、誰にも知られていない秘密の項がある。
これは特別な男の話だろうか。
自分の身体という道具を持って、小野寺修二さんと４回目の旅に出ることになりました！ 小野寺さんとの旅はいつもたくさんの秘密に満ちています。 予想もしないことが常に起こり、時に絶望的な感覚に襲われながらも、最後には決して言葉では表すことができない、何ともいえない豊かな気持ちが残ります。 また今回は“斜面”という如何にも険しそうな道、、、、、、 きっと簡単ではないこの旅に、皆様も是非一緒に参加してください！
首藤康之
開場は、開演の30分前です。
TEL：03-5391-2111
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
JR・東京メトロ・東武東上線・
西武池袋線池袋駅西口より徒歩2分。
駅地下通路2b出口と直結しています。
| 全席指定 （税込み） |
U-24 | 小中高生 シート |
|---|---|---|
| 5,300円 | 4,300円 | 1,000円 |
| 全席指定 （税込み） | 5,300円 |
|---|---|
| U-24 | 4,300円 |
| 小中高生 シート | 1,000円 |
※U-24・小中高生シートは、年齢が確認できる身分証
または学生証のご提示をお願いします
当日券は、各回開演の１時間前から発売します。
| 美術 | 土岐研一 |
|---|---|
| 照明 | 吉本有輝子 |
| 音響 | 池田野歩 |
| 衣装 | 伊藤佐智子 |
| ヘアメイク | 小林雄美 |
| 舞台監督 | 橋本加奈子 野口 猛 |
| 宣伝美術 | 柳沼博雅 |
|---|---|
| 宣伝写真 | たかはしじゅんいち |
| 宣伝衣装 | 伊藤佐智子 |
| 宣伝ヘアメイク | 新井健生 |
| 制作 | 畑中あゆみ 今村圭佑 |
|---|---|
| プロデューサー | 仲村和生 |
| 企画 | サヤテイ NAPPOS UNITED |
|---|---|
| 主催 | NAPPOS UNITED カンパニーデラシネラ |
撮影 ©たかはしじゅんいち
写真 © 石川純
バレエダンサーの首藤康之さんと、5年ごとご一緒させて頂いています。2008年最初の作品で、東京バレエ団を退団された直後の首藤さんと、水と油というマイム集団でしか活動してこなかった僕が出会い、思いがけない共通項、可視化出来ない身体の可能性を感じました。
10年間の身体と考えると随分違いがあるように思います。いつの間にか手放したこと、その代わり手に入れたもの、認識しないまま。表現について感じます。
マイムにとって静止は大切で、それは次の動きの想像に繋がるから。動きそのものではなく、もしかしたら想像力の発動に重点を置いている。静止の創出に懸命で、直接伝えることを手放しているかもしれない。今回、雫境さんというダンサーにご参加頂き、「視る」について大いに考えたいと思います。動きと静止の連続で生まれるものについて。
小野寺修二
カンパニーデラシネラ