登場人物と配役

声優志望のユーリは、TVアニメのオーディションで見事合格する。
その顔合わせで、作曲家の波多野とその姉・雪絵と出会う。
波多野は、雪絵に乱暴をしようとした俳優・高杉に対し、「やめろ!」と叫ぶ。
だが、ユーリの耳には「死んでしまえ!」というもう一つの声が聞こえた。
翌日、高杉は行方不明になる。
本当に死んでしまったのか…。その夜、波多野から電話がかかってくる。
イルカのペンダントを拾ったので、取りに来てくれという。
それは、ユーリが元家庭教師・幸吉にもらったものだった――。

2023年7月22日(土)~7月30日(日)
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  14:00       17:00       19:00     
※開場時間は、開演の45分前を予定しております。 ※当日券は、開演の1時間前から販売します。

サンシャイン劇場
〒170-8630
東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ 文化会館4F
東京メトロ有楽町線「東池袋駅」6・7番出口より地下通路で徒歩5分

料金 全席指定・税込

一般 8,000円
小中高生(当日引換券) 2,000円
ファミリーチケットA
(当日引換券:大人1枚+小中高生1枚 計2枚)
10,000円 ファミリーチケットB
(当日引換券:大人1枚+小中高生2枚 計3枚)
12,000円 ファミリーチケットC
(当日引換券:大人2枚+小中高生1枚 計3枚)
18,000円 ファミリーチケットD
(当日引換券:大人2枚+小中高生2枚 計4枚)
20,000円

一般発売日(予定)

6月17日(土)10:00

ご予約・お問い合わせ

チケットスペース
https://ticketspace.jp/top
03-3234-9999(平日10:00~12:00/13:00~15:00)

取り扱いプレイガイド

ナッポス・ニュースレター先行(抽選)

受付期間:2023/06/01(木) 12:00~2023/06/05(月) 23:59
主催者先行予約はメールにてご案内します。ご希望の方は5/31までにこちらからご登録ください。
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点字パンフレット

目が見えない方で点字が読める方には、点字パンフレットをご用意しております。ご希望の方はこちらまでメールでお問い合わせください。
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レンタル台本

耳が聞こえない人で先にストーリーを把握したい方に、事前に上演台本をお送りいたします。ご希望の方はこちらまでメールでお問い合わせください。
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お問い合わせ
support@napposunited.com

公式サイト
https://napposunited.com/arashi2023

企画・製作 ナッポス・ユナイテッド

成井豊

『嵐になるまで待って』は、私・成井豊が1991年に出版した小説を、自分の手で戯曲化した作品です。初演は1993年。それから数年おきに再演し、今回が7年ぶり6回目。19歳で脚本を書き始めて、今年で44年。その間に100本以上の脚本を書いてきましたが、「この作品は自分の命が続く限り上演していこう」と思ったのは、この『嵐になるまで待って』だけ。それほど強い力を持った作品だと思います。今回は田野優花さん、土屋神葉くんという若くて力のある役者たちと共に、この作品に挑みます。自信を持って、極上のスリルと深い感動をお約束します。

田野優花

2度目ましてのキャラメルボックスの成井さんにお世話になります、田野優花と申します。
以前『かがみの孤城』で初めて劇団員の皆さんと共演させていただき、こんなに芝居にまっすぐで誠実な方々がいる環境の中、メッセージ性のある作品をみんなで作り上げる空間がとても幸せでした。そしてまた絶対ご一緒したいと強く思ってました。早く稽古でどんなお芝居がうまれるのか楽しみです!よろしくお願いします!

土屋神葉

『7本指のピアニスト』に続き成井さんの作品に参加することが出来、本当に嬉しいです!声優業を軸に表現活動をしている僕にとって、主人公が声優の卵であることに不思議な縁も感じます。物語の鍵である「言葉」。そこに込める思いの強さや伝え方は、僕自身の芝居におけるテーマのひとつです。『言葉の意味』と『使い手の真意』が違うこともあり、それは興味深く素晴らしいことでありながら恐ろしいことでもあります。誰もが発信者になれる今、「言葉」の特性にフォーカスしたこの作品は、大切な何かを伝えてくれることでしょう。その何かを、スカッとするような心温まる時間の中で体感していただけるよう努めたいと思います。是非ご来場下さい!

多田直人

「嵐になるまで待って」は演劇集団キャラメルボックスの90年代の代表作で、名作です。
名作の定義は人それぞれあると思いますが、私は、「いつ」「どこで」「誰が」上演しても損なわれない普遍性にあると思っています。
人が人を想う気持ち、スリリングなストーリー展開、劇中に出てくる手話…。作品が生まれたのは90年代ですが、きっと令和を生きる皆さんにも響く物語が、そこにあるはずです。
私は劇団に所属して20年近く経ちますが、この作品には縁が無く、過去4度の再演に参加することができませんでした。個性派と実力派揃いのキャストの一員に名を連ねることを誇りに思い、私も精一杯物語をお届けできるように頑張ります。

粟根まこと

今回私が演じさせて頂く広瀬教授を主に演じてきたのは演劇集団キャラメルボックスの西川浩幸さんです。
以前、同じくキャラメルボックスのレパートリーである「SKIP」をNAPPOS PRODUCEで上演した時、私の役はこれまた西川浩幸さんが演じていた役でした。またしても、です。それほど似ているのでしょうか。
確かに私と西川さんは同い年だし同じような経歴です。ダジャレ好きだしボケたがりです。思慮深いように見えて肝心なところが抜けています。落ち着いているように見えてあわてんぼうです。
ああ、書けば書くほど似ているように思えてきました。判りました。ならば今回も西川さんに成り代わって広瀬教授を楽しく演じさせて頂きましょうとも!