東野圭吾シアターとは 東野圭吾の小説を舞台化していくシリーズ。 第一弾は、『祈りの幕が下りる時』の初舞台化となります。 作品紹介 本作は、累計発行部数1400万部を突破した東野圭吾の人気シリーズの第10作にあたります。 この加賀恭一郎シリーズは、東野圭吾のデビュー2作目として1986年に刊行された『卒業』からスタートしました。 学生だった加賀恭一郎が、大学卒業後は教師を経て警察官となり、シリーズを通してさまざまな事件に関わっていきます。 『祈りの幕が下りる時』では、加賀の失踪した母親が初めて登場し、失踪した理由が判明します。 そして、加賀が優秀ながらなぜ所轄の刑事のままでいるのか、彼自身の謎も明らかになっていくシリーズの総決算ともいうべき作品で、第48回吉川英治文学賞に輝いています。
TICKET 東京公演 平日: 8,000円 / 土日: 9,000円 大阪公演 S席: 9,000円 / A席: 7,500円 プレイガイド チケットぴあ Pコード: 532-941 イープラス ローソンチケット Lコード: 31686 一般発売日 2025年3月29日(土) 10:00 開場は開演の45分前です。 未就学児入場はできません。 車いす席をご利用のお客様はチケットをご購入の上、事前にチケットに関するお問い合わせ先にご連絡ください。 公演中止など、主催者がやむを得ないと判断する場合以外の払い戻しはいたしません。
STORY 東京都葛飾区小菅のアパートで腐乱遺体が発見される。被害者は滋賀県在住の30代女性・押谷道子。殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫は消息を絶っていた。捜査一課の松宮は、殺害時期や現場が近い新小岩での河川敷で発生した「ホームレス焼死事件」との関連性を調査していた。やがて松宮は、道子が中学の同級生で演出家の角倉博美を訪ねて、上京したことを突き止める。しかし浅居博美には確かなアリバイがあり、捜査は進展しない。捜査を進めるうちに、現場の遺留品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。その事実を知った加賀恭一郎は激しく動揺する。それは失踪した加賀の母に繋がっていた。
お問い合わせ 公演に関するお問合せ ナッポス・ユナイテッド support@napposunited.com チケットに関するお問合せ チケットぴあ information2@pia.co.jp(平日10:00~18:00)
メッセージ ミステリは本来「謎解き」であり、本作も「カレンダーに書かれた12の橋の名前」という謎を、日本橋署の刑事・加賀恭一郎が解いていきます。が、その謎が解かれた時に明らかになる人間ドラマには、誰も涙を流さずにいられないでしょう。かくいう私も、初めて読んだ時は嗚咽が出るほど泣きました。東野圭吾さんの小説を舞台化するのは、今回が4回目。過去3回とも、できるだけ原作に忠実に、と心がけてきました。原作の持つ深さや熱さがそのまま表現できれば、それで舞台は成功すると確信するからです。だから、今回もできるだけ原作に忠実に。頑張ります。 脚本・演出 成井豊