世界中のアーティストに影響を与えた葛飾北斎の苦悩の半生を描いた舞台芸術作品、”The Life of HOKUSAI”。
北斎は脳卒中で倒れ筆が持てなくなっても、大火事で全てを失っても、不屈の精神で復活し、90歳まで大作を描き続けました。
自分は「天と地のエネルギーを結ぶ存在であり、龍の化身」であると思っていた彼に恐いものはなかった。ただ一つ、妻の突然の死を除いては...。
日々やりたいことに夢中になり、献身的に支えてくれていた妻「小兎」(こと)には感謝の言葉もかけずじまい。ところが北斎が脳卒中から復活した翌年、小兎は突然亡くなってしまう。
彼は小兎の死を大変後悔した。
「絵でどれほど認められようが何の意味があるのか?」
「大切な人をどれほど安らかに送ることができたのか?」
北斎はこれらの想いを全て、絶筆「富士越龍図」の龍に込めて描き上げる。
そこで北斎が見たものとは・・・。
https://hokusai.world/Descriotion.html